BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、アセットアロケーションに関する最新の見通しを提供する「アセットアロケーション・マンスリー」を月次で発行しています。2024年4月号の主なポイントは以下の通りです。
- 欧州株式のショートポジションを解消し、日本株式に追加投資することで株式市場への投資配分を増加させました。既存のアジア株式のロングポジションも含め、BNPP AMのアセットアロケーションでは株式がやや選好されています。
- 3月初旬の債券価格の力強い上昇を受けて、米国物価連動国債のロングポジションの3分の1程度を減らし、デュレーションを短期化させました。それでも、市場平均に対して+0.5年のロングデュレーションを維持しています。BNPP AMのアセットアロケーションでピークだった昨年11 月時点では+1~2年のロングデュレーションでした。
- 欧州中央銀行(ECB)が今夏に利下げを行うとの市場観測が強まる中、ドイツ国債のイールドカーブの5年・30年国債を活用し、欧州ソブリン債のスティープ化(長短金利差の拡大)に備えます(デュレーションは中立とします)。このトレードはタイミングが重要であり、最初の利下げの2か月前に行うことが最も効果的であると考えます。
- 日銀のマイナス金利政策の終了に伴って、日本株のロングポジションは為替ヘッジせず、日本株と円ともにロングポジションを取りました。さらなるアルファ獲得のため、スイス国立銀行(SNB)がよりハト派であることを考慮し、ユーロの代わりにスイスフランで調達した資金をこの投資に当てました。3月21日のSNBによる突然の利下げ決定を受け、独立した円買い・スイスフラン売りのポジションも追加しました。
- インフレに対する重要なヘッジとして、また良好なファンダメンタルズを考慮した上で、金のロングポジションを正式に追加しました。(これまで長期債のロングポジションを最大のリスクポジションとしていましたが)全体的なリスク選好を高め、競合する柔軟なアロケーションを行うマルチアセット・ファンドの中で、BNPP AMのリスク選好は低位から中位に向かっています。
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投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。
環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。