BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、アセットアロケーションに関する最新の見通しを提供する「アセットアロケーション・マンスリー」を月次で発行しています。2024年3月号の主なポイントは以下の通りです。
- 最近公表された経済成長やインフレのデータは、昨年終盤から市場関係者が見込んできた「完璧なゴルディロックス(適温相場)」の物語に疑問を投げかけています。米国および世界中の市場予想を上回るインフレデータを受けて、米FRBによる利下げ期待は後退しています。
- 経済成長に関するデータはまちまちで、景気が改善している地域がある一方、米国は勢いを失っています。米国経済全体としてリスクは引き続き悪化方向にあるようですが、センチメントの改善や在庫の減少に加えて、製造活動において「回復の兆し」が見られることから、低迷している分野の一部で改善の可能性があります。
- このような理由から、BNPP AMは自社で運用するマルチアセットポートフォリオについて、以下の4つの変更を加えました。
– 日本株のロングポジション拡大
– 中国本土株に対して、控えめではあるが短期的なロングポジション
– 欧州株式のショートポジション解消(中立)
– 米インフレ連動債(TIPS)のロングポジションを縮小 - その結果、現在は株式(厳選された銘柄)を若干オーバーウェイトとしていますが、引き続き長期金利の低下を見込んでいるため、長期債のロングポジションが最大のリスクポジションとなっています。
<ご留意事項>
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投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。
環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。