インド株ウィークリーアップデート 7月4日号(バローダBNPパリバ・アセットマネジメント)

先週のインド株式市場は、SENSEX指数やNIFTY50指数では先々週の大幅な上昇から一転して下落となりました。外国人投資家(FII)による約156億ルピー相当のインド株売り越しや、インドと米国の貿易交渉をめぐる不透明感などが背景と考えられます。原油価格は、1バレル68.8ドル付近で推移しており、月間での上昇率は5%を超えました。地政学的リスクの高まりに加えて、OPECプラスによる減産、米国の原油在庫データ、マクロ経済要因などが背景にあり、原油価格上昇はインド経済にとっては悪材料となります。金価格は、米国のインフレ懸念と次回FOMCでの利下げ観測により、ボラティリティが高まっています。規模別の指数で見ると、Nifty50指数が一時25,405ポイントまで下落し、前週比では0.7%の下落となりました。一方で、Nifty Midcap150指数が0.6%、Nifty Smallcap250指数が0.7%の上昇となり、前週も小型株優位の展開となりました。

セクター別に見ると、Nifty耐久消費財指数(2.8%)、Nifty医薬品指数(2.1%)、Nifty公的金融機関指数(2.0%)、Nifty石油ガス指数(1.4%)、Nifty IT指数(0.9%)などが上昇しました。一方で、Nifty不動産指数(2.2%)、Nifty金融サービス指数(1.8%)、Nifty銀行指数(0.7%)、Nifty非耐久消費財指数(0.7%)などが下落しています。

また、インドルピーは対米ドルで小幅に上昇、インドの10年債利回りは低下しました。

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