先週のインド株式市場は、週次で上昇しました。インド中央銀行が主要政策金利のレポ金利を0.50%引き下げて5.5%、預金準備率(CRR)も1.00%引き下げて3.0%としたことで、インフレが緩和されたとの楽観的な市場心理が広がったものと考えられます。国内投資家(DII)は、週を通じて約283.2億ルピー相当を買い越し、外国人投資家(FII)による売り越しを相殺しました。金価格は、週初め小幅に下落したものの、総じて安定した値動きとなりました。通貨インドルピーは、中央銀行の市場介入もあり、対米ドルで1ドル=85.7ルピー前後での推移となりました。規模別に見ると、Nifty50指数が週末に25,000ポイントに達し、前週比1.0%の上昇。Nifty Midcap150指数とNifty Smallcap250指数も2.7%の上昇と堅調に推移しました。
セクター別に見ると、Nifty不動産指数(9.5%)が上昇を牽引し、Nifty金属指数(2.3%)、Nifty公的金融機関指数(2.7%)、Nifty金融サービス指数(1.3%)、Nifty非耐久消費財指数(1.6%)、Nifty自動車指数(1.4%)は上昇しました。一方、Nifty IT指数(0.1%)、Niftyメディア指数(0.3%)は小幅ながらマイナスとなりました。

また、インドルピーは対米ドルで下落、インドの10年債利回りは再び低下しています。

