前週のインド株式市場は、主要企業で構成されるNifty50指数が前週比2.5%の下落となりました。規模別の指数では、Nifty Midcap150指数とNifty Smallcap250指数は、それぞれ2.6%と3.5%の下落となりました。海外機関投資家(FII)は週を通じて売り越しとなり、インド株式相場は下落に転じています。世界的な貿易摩擦が懸念される中で、米国の政治動向やインドへの500%関税といったニュースのヘッドラインが材料となり、投資家の警戒感が高まりました。ブレント原油価格は1バレルあたり62ドル台前半で推移し、輸入原油に依存する国内市場への圧力がさらに強まりました。また、安全資産への需要の高まりを受けて、金価格は上昇しています。
セクター別では、週末にかけてほとんどのセクターが下落し、特に、石油・ガス(-5.8%)、エネルギー(-5.1%)、インフラ(-4.7%)、コモディティ(-3.8%)といったセクターが大きく下落しました。一方で、防衛セクターは、約1.3%上昇しました。
インドルピーは対米ドルで90台前半で推移しており、インドの10年債利回りは6.6%付近で推移しています。

