インド株ウィークリーアップデート 12月19日号(バローダBNPパリバ・アセットマネジメント)

インドの株式市場は、金利やインフレ動向など世界経済の不確実性から週前半は軟調な動きとなりましたが、グローバル株式相場の反発や米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、週後半には反発しました。主要企業で構成されるNifty50指数は前週比0.3%と小幅な上昇となりました。規模別の指数では、Nifty Midcap150指数とNifty Smallcap250指数は、それぞれ1.2%と0.9%の上昇となりました。国内投資家(DII)による買い越しに加えて、世界的な株式相場の上昇が追い風となっています。インドのVIX指数(恐怖指数)は8.5%低下しており、インド株市場への懸念は限定的との見方が広がっています。海外機関投資家(FII)は週を通じて約120億~150億ルピーの小幅な買い越しでしたが、国内投資家は約800億~900億ルピーの買い越しとなっています。

セクター別の指数を見ると、金属セクターは、世界的な商品価格の上昇を受けて2.5%上昇しました。消費耐久財セクターも2.0%上昇しました。ITセクターは、世界的なテクノロジー需要への期待を背景に1.6%上昇し、引き続き注目セクターの一つとなっています。公的金融機関セクターは、機関投資家の買い越しやクレジット環境の改善を背景に1.5%上昇しました。その他のセクターでは、石油・ガス(1.4%)、不動産(+1.3%)、観光(+1.3%)、インフラ(+1.2%)も上昇しました。非耐久消費財(+0.3%)やエネルギー(+0.1%)などのディフェンシブ銘柄も小幅ながら上昇しました。

一方、プライベートバンク(-0.9%)、金融サービス(-0.7%)、銀行(-0.2%)、防衛(-0.5%)、医薬品(-0.1%)、自動車(-0.01%)、医療(-0.03%)はマイナスとなりました。

インドルピーは対米ドルで89台半ば付近まで買い戻されるなど、急反発となりました。また、インドの10年債利回りは、金融緩和的な姿勢が続くとの見通しを反映し、6.6%程度で推移しています。

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