クレジット・リスク・シェアリング戦略
2007年から2009年にかけて発生した世界金融危機以降、新たな銀行規制の影響などからクレジット・リスク・シェアリング(CRS)市場は大きく拡大しました。銀行にとってCRSは、資金供給能力を高め、経済活動を促進するための戦略的な手段となっています。また、投資家にとっては、通常はアクセスが難しい銀行のコア融資ポートフォリオへのエクスポージャーを取る手段となり、リスク調整後リターンの向上や分散効果をもたらす投資機会となっています。
戦略の特徴
魅力的なリスク調整後リターン
CRS投資は四半期ごとのキャッシュフローが予想可能であり、CRS取引によって銀行の規制資本要件が緩和されるため相対的に高いクーポンが獲得できます。
高品質なクレジットへのエクスポージャー
CRS取引を実施する銀行は事前に厳格なクレジット審査を行う必要があるため、一般的に結CRSポートフォリオは高品質なローンによって構成されます。また、銀行にとってCRSは重要な手段であるため、継続的かつ安全な発行プログラムを維持することが強く求められます。
様々な経路でのソーシング
運用チームは、大手金融機関であるBNPパリバ・グループが持つ豊富な資本活用の専門性とネットワークを活用し、最良の投資機会を発掘しています。
投資哲学
当戦略は、主に欧州の銀行が発行するCRS(社債、SME融資1、リースを含む)に投資することで、流動性や複雑性から創出されるプレミアムの獲得を目指します。すべての投資判断にESG2基準を統合し、BNPパリバ・アセットマネジメントの専任のサステナビリティ・センターと緊密に連携して運用を行っています。
投資プロセス
当戦略は、以下の厳格なプロセスに基づいて運用されます。
- 様々な経路でのソーシング
- ポートフォリオやストラクチャーの特性に基づく投資案件の事前スクリーニング
- 綿密なデュー・デリジェンス
- 投資委員会による監督と定期的なレビュー
運用チーム
CRSの運用チームはパリを拠点とし、業界経験34年超のMichel Fryszmanが責任者を務めています。チームメンバーは、銀行規制やストラクチャード・ファイナンス、企業向け融資に関する深い知見を有する経験豊富な専門家で構成されています3。
また、BNPパリバの100名を超える強力なプライベート・アセット部門に完全に統合されており、専任のサステナビリティ・センター、定量分析チーム、マクロ経済リサーチチームなど、BNPパリバ・アセットマネジメントの様々なチームからのサポートも受けています。
[1] SME:小規模および中規模企業
[2] ESG: 環境、社会、ガバナンス。ESG 評価は、E、S、G の 3つの側面をすべて統合する BNP パリバ・アセットマネジメント独自のメソドロジーに基づく。
[3] BNPパリバ・アセットマネジメント、2024年9月30日現在。
ご留意事項
本資料はBNPパリバ・アセットマネジメント グループが作成した情報提供用資料を、BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社が翻訳したもので、特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当社は、翻訳や編集には正確性を期していますが、必ずしもその完全性を担保するものではありません。万一、英語と翻訳との間に齟齬がある場合には、英語の原文が優先することをご了承下さい。
本資料における統計等は、信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。本資料には専門用語や専門的な内容が含まれる可能性がある点をご留意ください。本資料中の情報は作成時点のものであり、予告なく変更する場合があります。本資料中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。本資料で使用している商標等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該商標等の権利者に帰属します。
BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社は、記載された情報の正確性及び完全性について、明示的であるか黙示的であるかを問わず、なんらの表明又は保証を行うものではなく、また、一切の責任を負いません。なお、事前の承諾なく掲載した見解、予想、資料等を複製、転用等することはお断りいたします。
投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。
過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。
投資は市場変動および有価証券に内在するリスクの影響を受けます。投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。記載した投資戦略は元本割れのリスクがあり、過去の実績は将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。
プライベート・アセットは証券取引所のようなパブリック・マーケットを通じて取引されない投資機会です。投資家が長期的な投資テーマから直接的にリターンを得ることを可能にし、インフラや不動産、プライベート・エクイティのほか、従来の手段ではアクセスが困難な代替資産などの専門的なセクターや産業へのアクセスを提供します。ただし、プライベート・アセットへの投資は、最低投資金額が大きくなる傾向があり、複雑で流動性が低くなる可能性があるため、慎重に検討する必要があります。
環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。