Olivier De Larouziere

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Location France

Joined 2021

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より強固な債券ポートフォリオで予想外の事態に備えを

2025年は債券にとって好調な年になると広く予想されていました。米国経済が底を打ったと思われる一方でインフレは抑制されつつあり、まだまだ米金利には低下余地があるように見えました。やや単純すぎるかもしれませんが、高い利回りと金利低下による値上がりという組み合わせによって、投資家は魅力的なトータルリターンが期待できるという見通しを持っていたはずです。しかし、2025年は決してそのような単純なものにはならないだろうと、当社のグローバル債券CIOを務めるOlivier De Larouziereは解説しています。 不確実な1年となることは残念ながら確実 米国経済は市場予想よりも弱い一方、インフレ懸念が高まり、経済政策をめぐる不確実性がボラティリティを高めています。米連邦準備制度理事会(FRB)が2025年に利下げに踏み切るかどうか、またどの程度の利下げ幅になるかは、依然として不透明です。ユーロ圏では緩やかな成長が見込まれており、欧州中央銀行(ECB)は政策金利を2%程度まで引き下げると予想されています。 当社の見解も概ね市場予想と一致しています。マクロ経済の予測は資産運用会社にとって必要不可欠ですが、それだけでは十分ではありません。(2024年初頭の市場予想が米国の景気後退が差し迫っているというものであったように)予測がしばしば間違っているからという理由だけでなく、予測された結果に至るまでの道筋が、実際に予測された結果となるかどうかと同じくらい重要になるためです。 2024年後半、米国の国内政策の行方とそれに伴うインフレ見通しをめぐる不確実性が高まったため、米国債利回りに「ターム・プレミアム」(債券の期間の長さに伴う上乗せ利回り)が再び現れました。これは、過去10年間の債券市場でほぼ消失していたリスクプレミアムです。2025年に入っても、不確実性は依然として高まっています。 例えば、トランプ政権は、以下のような積極的な経済政策を展開しています。 より単純な時代であれば、債券投資家は国債と投資適格社債で構成される伝統的なポートフォリオを維持するだけで十分だったかもしれません。そして、特に株式市場がさらに下落する状況であれば、2025年はその伝統的な戦略が十分な投資成果をもたらす可能性は高かったでしょう。しかし、市場見通しを曇らせる多くの不確実性を考慮すると、債券投資家はボラティリティが高水準で推移することを想定した上で、ポートフォリオの分散がもたらすメリットを検討すべきと考えます。 今こそ、伝統的な債券への資産配分が重要 債券は数十年にわたって、利回りや流動性、元本保全、そして分散効果というメリットを提供し、分散投資ポートフォリオの主要な構成要素となってきました。現在の市場環境がどれほど不確実であっても、債券保有の戦略的価値や構造的価値に変わりはありません。 現在、米国と欧州の国債利回りは、リスクを勘案しても魅力的な水準です。ベンチマークとなる米10年債利回りの水準(執筆時点で4.21%程度)は過去20年の高水準に近く、ドイツ10年債利回りは3%に迫り、15年ぶりの高水準に近づいています。こうした国債に投資するだけでも、よりリスクの高い株式ポートフォリオにもたらす分散効果を享受しつつ、魅力的なインカムを獲得できることが期待できます。 投資適格社債も魅力的なインカムを提供する可能性が高いでしょう。ただし、スプレッド(同期間の国債利回りに対する利回り差)が小さくなっているため、一般的に国債利回りの変動に敏感になることが予想されます。国債利回りの変動が大きい状況が続く場合、投資適格社債のリスク調整後リターンは悪化する要因となりえます。 ハイイールド社債(投資適格未満)および新興国セクターの債券は、高い利回りによってボラティリティに対する緩衝材となりますが、一般的に投資家心理の浮き沈み、そして地政学的リスクに対してより敏感な特性があります。 主要な世界経済に関する市場予想が正しいとすれば、国債と社債で構成された伝統的な債券ポートフォリオは、2025年末までに十分なリターンを達成できることが期待されます。実際に、先進国全体でインフレが鈍化し、地政学的な緊張と貿易政策の不確実性が低下すれば、長期債利回りは大きく低下し、これらの伝統的資産を持たなかった場合には得られないようなトータルリターンを生み出す可能性もあります。 問題は、債券投資家がこうしたリターンを得るために、どの程度のリスクを許容すべきかということです。 分散がボラティリティを低下させ、利回りを高める グローバル債券市場は巨大かつ様々な資産で構成されており、その拡大を続けています。今日では、伝統的な債券ポートフォリオのボラティリティを低下させ、利回りを高める(あるいはその両方を実現する)資産クラスや投資戦略が数多く存在しています。例えば、物価連動債(TIPS)へのエクスポージャーはインフレ上昇に対する保険となりますし、資産担保証券(ABS)などストラクチャード商品は社債へのエクスポージャーの分散となり、担保付ローン(CLO)など変動金利の資産クラスは金利ボラティリティの影響を軽減するのに役立ちます。 一方で、新興国の国債・社債へのエクスポージャーを含めることで、信用リスクを分散させながら利回りを高めることが可能です。不確実性の高い時期においては、インカムまたはリターンのいずれかを目標とするようなオルタナティブ投資戦略を組み入れることで、分散と利回りの魅力的な組み合わせを提供できる可能性もあるでしょう。 インカム戦略:予測可能なインカムを提供することを目指す戦略で、通常はマネーマーケット・ファンドより1~2%高い水準に設定されます。こうした投資戦略は、一般的にデュレーションのエクスポージャーが中位(または低位)であるため、現金や投資適格社債の有力な代替手段となりえます。インカム戦略は、専門的な資産クラスに分散されているケースや、特定の資産クラスや地域にフォーカスした運用を行っているケースがありますが、分散された債券ポートフォリオの構築において様々な用途で活用できます。例えば、米国の不確実性を懸念する投資家は、米国債のエクスポージャーの一部を、米国の幅広い債券を対象としたインカム戦略に置き換えつつ、欧州の長期国債へのエクスポージャーは維持するといった調整が考えられます。あるいは、その逆のケースもあるでしょう。…

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債券クォータリー2024年4月「いまだ粘り強いインフレ」

BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、債券市場に関する最新の見通しを提供する「債券クォータリー」を四半期毎に発行しています。2024年4月号の主なポイントは以下の通りです。 <ご留意事項> 本資料はBNPパリバ・アセットマネジメント グループが作成した情報提供用資料を、BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社が翻訳したもので、特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当社は、翻訳や編集には正確性を期していますが、必ずしもその完全性を担保するものではありません。万一、英語と翻訳との間に齟齬がある場合には、英語の原文が優先することをご了承下さい。 本資料における統計等は、信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。本資料には専門用語や専門的な内容が含まれる可能性がある点をご留意ください。本資料中の情報は作成時点のものであり、予告なく変更する場合があります。本資料中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。本資料で使用している商標等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該商標等の権利者に帰属します。 BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社は、記載された情報の正確性及び完全性について、明示的であるか黙示的であるかを問わず、なんらの表明又は保証を行うものではなく、また、一切の責任を負いません。なお、事前の承諾なく掲載した見解、予想、資料等を複製、転用等することはお断りいたします。 投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。 環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。

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債券クォータリー2024年1月「予想される逆流」

BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、債券市場に関する最新の見通しを提供する「債券クォータリー」を四半期毎に発行しています。2024年1月号の主なポイントは以下の通りです。 <ご留意事項> 本資料はBNP Paribas Asset Management, USA Inc. が作成した情報提供用資料を、BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社が翻訳したもので、特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当社は、翻訳や編集には正確性を期していますが、必ずしもその完全性を担保するものではありません。万一、英語と翻訳との間に齟齬がある場合には、英語の原文が優先することをご了承下さい。 本資料における統計等は、信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。本資料には専門用語や専門的な内容が含まれる可能性がある点をご留意ください。本資料中の情報は作成時点のものであり、予告なく変更する場合があります。本資料中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。本資料で使用している商標等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該商標等の権利者に帰属します。 BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社は、記載された情報の正確性及び完全性について、明示的であるか黙示的であるかを問わず、なんらの表明又は保証を行うものではなく、また、一切の責任を負いません。なお、事前の承諾なく掲載した見解、予想、資料等を複製、転用等することはお断りいたします。 投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。 環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。

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債券クォータリー2023年10月「迫り来る景気減速」

BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、債券市場に関する最新の見通しを提供する「債券クォータリー」を四半期毎に発行しています。2023年10月号の主なポイントは以下の通りです。 <ご留意事項> 本資料はBNP Paribas Asset Management Franceが作成した情報提供用資料を、BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社が翻訳したもので、特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当社は、翻訳や編集には正確性を期していますが、必ずしもその完全性を担保するものではありません。万一、英語と翻訳との間に齟齬がある場合には、英語の原文が優先することをご了承下さい。 本資料における統計等は、信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。本資料には専門用語や専門的な内容が含まれる可能性がある点をご留意ください。本資料中の情報は作成時点のものであり、予告なく変更する場合があります。本資料中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。本資料で使用している商標等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該商標等の権利者に帰属します。 BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社は、記載された情報の正確性及び完全性について、明示的であるか黙示的であるかを問わず、なんらの表明又は保証を行うものではなく、また、一切の責任を負いません。なお、事前の承諾なく掲載した見解、予想、資料等を複製、転用等することはお断りいたします。 投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。 環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。

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