Karen Azoulay

Karen Azoulay

Head of Real Assets

Bio

Karen is responsible for leading real asset strategies focusing on investments, business development and fund raising. She brings more than two decades’ infrastructure experience to her role at BNP Paribas Asset Management’s Paris office. Prior to joining the firm, she held senior leadership roles in infrastructure equity and debt strategies both within asset management and in a major banking group. Karen has nearly three decades’ financial services experience, is a Certified Public Accountant and holds a master’s degree in corporate finance and financial engineering from Paris Dauphine University.

Articles from Karen Azoulay

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欧州のプライベートアセット市場ー官民合わせて3兆ユーロ(約510兆円)規模の投資スーパーサイクル

「存続を脅かす問題(existential challenge) 」とは、欧州の競争力に関する2024年のドラギ報告書が、欧州の競争力について述べた際に使われた表現であり、欧州の経済成長を改善するための構造的な施策の必要性を示しています。この施策には、地域のGDPの約5%に相当する投資が必要とされています。ポール・フランソワ・プルーヴォスト氏とカレン・アズーレイ氏は、この投資促進における民間資本、ならびにプライベートアセットの役割を強調しています。 プライベートアセットは、イノベーションを推進し、欧州チャンピオン企業を創出し、必要な多額の投資資金を結集することで、欧州大陸の国際競争力の再構築を支援する独特な位置づけにあります。欧州は、プライベートアセット投資にとって最も魅力的な投資先の1つとして台頭しつつあると考えています。 ドラギ報告書の発表の後、(ある意味では皮肉なことに)トランプ政権の動きも、ヨーロッパに自律性と競争力を強化する更なる緊急性と動機をもたらしました。 欧州への投資の根拠には、欧州企業と比較対象となる米国上場企業との間にある市場評価のギャップや、資金調達コストの低下が含まれます。しかしながら、主な投資の根拠は、経済改革と長期投資に適した安定した環境が組み合わさることで、欧州全域にわたって投資家にとって大きな機会が開かれるという確信が高まっている点にあります。 ドラギ報告書では、現在から2030年までに年間約8,000億ユーロ(約136兆円)の追加投資が必要であると指摘しています。ドイツを除けば財政的な余地はほとんどなく、このギャップを公的資金で埋めるのは困難です。また、欧州はすでに銀行システムを通じた融資に大きく依存しており、たとえ資本市場がより統合されたとしても、必要な金額を引き出すのは難しいでしょう。 歴史的に大規模な公共投資計画、産業政策の構造変化、地政学的な再編が組み合わさって、戦略的に重要なセクターに資本が投入される例が数多く生み出されています。これらには、エネルギー、AI、防衛、航空宇宙、インフラストラクチャーの分野が含まれます。

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Karen Azoulay

インフラ資産を通じた欧州フォーカス分野への投資

今回のポッドキャスト「It’s a match: infrastructure investing and Europe’s new focus」では、プライベート・アセットの投資責任者であるKaren Azoulayが、チーフ・マーケット・ストラテジストであるDaniel Morrisと対談を行っております。米国一辺倒だった投資家が、他の国・地域で利回りや成長への投資機会を求める中、欧州を投資対象として考えることは自然な流れであると述べています。とりわけ、成熟した経済を持つ欧州が、新たな成長分野を創出し、他国の資源依存からの脱却計画「REPower(リパワー)EUロードマップ」を開始した今こそがその時期であると指摘しています。 対談の中でインフラ投資について、欧州委員会や各国政府による財政支出とイノベーション促進の取り組みに沿っており、欧州の新しいフォーカス分野への投資につながると解説しています。また、インフラ資産への投資は、キャッシュフローが予測可能で安定的であること、下落リスクを抑制する特性があることについても取り上げます。 “Talking heads”はBNPパリバ・アセットマネジメントが提供するポッドキャストにおける投資情報のプログラムです。今後も投資家の皆様にとって、重要なトピックに関する詳細なインサイトに加え、サステナビリティの観点から世界の市場分析を行い、投資プロフェッショナルとのより有意義な対話を展開します。 *当プログラムは英語のみとなります。英語スクリプトは、以下よりご覧いただけます。

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欧州インフラストラクチャー・デット「ポストコロナに向けて回復力ある不可欠な資産」

新型コロナウイルス(COVID-19)によるパンデミックが発生し、ロックダウン(都市封鎖)やその後の社会的不確実性が多くの資産クラスにおいてボラティリティ(変動性)を高めたため、2020年のマーケットは極めて難しいものとなりました。 コロナウイルス関連の影響から完全に免れたわけではありませんが、インフラストラクチャー・デット(以下、インフラ・デット)は年間を通じて安定したインカム収入を提供し続けたことで、回復力のある資産クラスとして明らかになりました。通信や公益といった主要セクターは、提供されるサービスのもともとの性質から、さらに底堅いものとなっています。 今回判明した回復力とその安定性により、インフラ・デットはポストコロナの時代における理想的な投資ソリューションになり得ると考えられます。また、世界各国でデジタル化の動きと並行してエネルギーの転換が進むことで、再生可能エネルギーに対する需要と評価が高まっていることは、インフラ・デットの資産クラスにとって大きな追い風となっています。ボラティリティを抑えながら安定したインカム収益を追求する投資家にとって、インフラ・デットは2021年以降も魅力的なソリューションとなるでしょう。 レポート全文(PDF)はこちらよりご覧ください。

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