Jane Ambachtsheer

Jane Ambachtsheer

Global Head of Sustainability

Bio

Jane is responsible for guiding sustainability policies and practices across BNP Paribas Asset Management. As head of the Sustainability Centre, she leads the team that drives ESG integration across investment strategies and informs the company’s approach to corporate social responsibility. Jane has nearly three decades’ experience in sustainability and investment, has held faculty and research roles at universities in North America and Europe, holds an MSc in social science from the University of Amsterdam and a BA in economics and English literature from York University, and has been recognised with a Lifetime Achievement Award from the Canadian Social Investment Organisation and inclusion in Canada’s Clean50 for her contributions to sustainable capitalism.

Articles from Jane Ambachtsheer

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Windmills clouds

2026年のサステナブル投資: より強靭な未来への道筋

近年投資家は、紛争、インフレ圧力、異常気象の頻発、そしてデジタル化に伴う急速な変化といった要因に形づくられた環境の中で投資を行ってきました。これらの事象に加え、気候変動、生物多様性の喪失、不平等の拡大といった、今後の10年を左右する長期的なサステナビリティ・テーマが重なって資本市場におけるリスクの定義が変わりつつあり、長期的な投資のレジリエンス(耐性)が厳しく問われる状況となっています。 一方で、サステナビリティ関連の規制も進化を続けています。一例として、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)の簡素化を目的としたEUオムニバス指令、企業サステナビリティ・デュー・ディリジェンス指令(CSDDD)、およびサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)などの進化が挙げられます。 こうした規制の簡素化は、いわゆる「規制疲れ」への対応として広く進められており、効率化を図る好機ともいえます。当社グループとしては、施策の目指す水準が維持されるのであれば、こうした簡素化を支持しています。一方、米国ではサステナビリティ課題が「覚醒(woke)」的なものと受け取られ、強い反発が生じているのが実情です。しかし、このような反応は世界的に広がる事象ではありません。 “2026年に向けた主要トレンドを正しく理解することは、リスク管理の観点だけでなく、資本配分における新たな成長分野や機会を見極めるうえでも重要です” 新たな投資機会 こうした環境変化の中で、資産運用会社としての当社グループの責務は、サステナビリティに関するリスクと機会を慎重に評価し、十分な情報に基づいた投資判断を行うことです。2026年に向けた主要トレンドを正しく理解することは、リスク管理の観点だけでなく、資本配分における新たな成長分野や機会を見極めるうえでも重要です。また、ポートフォリオおよび市場全体に存在するシステミックリスクへ対応することを目的に、スチュワードシップ活動を適切に方向付けるためにも欠かせない要素となります。 2026年に向けて、投資家は、市場や経済を形づくる社会課題やサステナビリティ課題に対し、より相互に関連した視点で取り組むことが求められます。当社グループのグローバル・テーマ別枠組みは、こうした取り組みを支えるものであり、関連するリスクと機会を見極めるための有効な手段となります。そして、以下に示すとおり、検討すべき重要な要素は数多く存在しています。 人口動態 人口動態の変化や不平等、人的資本(ヒューマンキャピタル)への圧力、人権、そして公衆衛生の課題は、より包摂的でレジリエンスの高い社会システムへの需要を促進しています。これらの課題は複雑ではあるものの、その過程で革新的なソリューションや新たな投資機会が創出される可能性も秘めているとみています。 イノベーション 技術の進展は、リスクと機会の双方をもたらします。AI(人工知能)の責任ある開発や、より強固なサイバー・レジリエンスの確保が重要である一方で、AIはサステナビリティ関連の課題解決に向けた強力な推進力となり得ます。環境課題に取り組むうえで、規模の拡大を追求することが可能なツールを提供できるからです。さらに、AIは投資家や企業がESG(環境・社会・ガバナンス)に関する洞察を意思決定に組み込み、透明性を高め、長期のサステナブルな価値を特定するうえでも大きな役割を果たすことが可能です。 環境と地政学 気候変動の物理的影響がより明確になるにつれ、行動を急ぐ必要性が一段と高まっています。低炭素経済への移行は、政治・規制面での逆風を受ける局面もありますが、移行を支える技術革新や社会構造の変化そのものは揺らぐことなく進み続け、投資家にとって引き続き重要なテーマとなっています。アジア太平洋地域は世界的なエネルギー転換を牽引する存在であり、当該地域で大きな投資機会が創出される可能性があると当社グループはみています。 変化の大きい地政学環境の中においては、強固なコーポレート・ガバナンスやビジネス倫理、そして新興国市場におけるサステナビリティ統合の進展が、持続的な成長を切り開くカギとなるでしょう。 投資家、特に機関投資家はこれまでの方針を堅持 ESGポートフォリオにとってこの数年間は非常に不安定な期間で、2025年初頭には資金流出が続きました。しかし、第2四半期には力強い反転がみられ、世界全体で49億ドルの資金純流入となりました。とくに欧州の投資家がこれを主導しており、前四半期には73億ドルが流出したものの、第2四半期には86億ドルの資金が新たに投じられました。第3四半期には一部資金流出があったものの、株式市場の上昇を背景に、サステナブルファンドの総資産残高は3.7兆ドルへと増加し、約4%の伸びを示しました¹。 欧州の投資家はサステナビリティへの取り組みを揺るぎなく継続しており、なかでも気候変動は最重要テーマとして位置付けられています。年金基金、保険会社、ソブリンウェルス・ファンドなどの機関投資家は、気候変動に関するコミットメントを維持するだけでなく、その取り組み規模を一段と拡大しています。最近の調査によると、英国および欧州の資産運用会社の58%が、今後1年でインパクト投資の配分を増やす意向を示しており、減少を予定している運用会社はゼロという結果が示されています²。 アジア太平洋地域では、複数のサステナビリティの重点分野で着実な進展が見られています。例えば、2025年にサステナブル債の発行額が過去最高を更新する見通しで、同地域のアセットオーナーの80%が今後2年間でサステナブルファンドの運用資産残高が増加すると予想しています³。 以下の3戦略は2025年に気候関連の投資戦略として当社グループが特に注目すべきと考えていたものであり、これらは2026年も引き続き重要なテーマになると考えています。 “気候および自然ソリューションとともに、グリーンボンド、脱炭素化が2026年も引き続き重要なテーマになると考えています”…

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「サステナブルな未来」への進捗報告(動画)

世界は劇的に変化していますが、その一部は相互に関連する3つの課題によってもたらされています。気候変動、生態系の悪化、不平等という3つの課題です。最新版の「サステナビリティ・レポート2023」では、私たちが、お客様に長期で持続可能なリターンを提供するためにどのような取り組みを行っているかを公開しています。 この動画において、グローバル・サステナビリティ責任者であるJane Ambachtsheerが「サステナブルな未来」への進捗報告として、その内容を解説しております。 本映像はBNPパリバ・アセットマネジメントグループが作成した情報提供用映像を、BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社(以下、「当社」)が翻訳し、日本語字幕他編集したもので、特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当社は、翻訳や編集には正確性を期していますが、必ずしもその完全性を担保するものではありません。万一、英語と翻訳との間に齟齬がある場合には、英語の原文が優先することをご了承下さい。 本映像における統計等は、信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。本映像中の情報は作成時点のものであり、予告なく変更する場合があります。本映像中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。 本映像で使用している文言等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該文言等の開発元または公表元に帰属します。また、本映像で使用している商標等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該商標等の権利者に帰属します。 本映像で掲載されている銘柄は本映像でご紹介する運用戦略のご説明のための参考情報であり、当社が特定の有価証券等の取得勧誘を行うものではありません。 BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社は、記載された情報の正確性及び完全性について、明示的であるか黙示的であるかを問わず、なんらの表明又は保証を行うものではなく、また、一切の責任を負いません。なお、事前の承諾なく掲載した見解、予想、資料 等を複製、転用等することはお断りいたします。 投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。 環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。

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グローバル・サステナビリティ戦略-最新情報と進捗について

BNPパリバ・アセットマネジメントは、2023年から2025年におけるグローバル・サステナビリティ戦略(GSS)の最新版を公開しました。ここ数年の変革的な出来事を経てもなお、当社の戦略は一貫しており、その間にもネットゼロや生物多様性に関するロードマップやコミットメントを発表してきました。また、2023年6月末時点で、当社の欧州籍オープンエンド型ファンドの運用資産の90%がSFDRで第8条・第9条に分類されるなど、目に見える成果も残しています。 では、当社の主な優先事項とは何でしょうか。当社の目的を達成するために、ガバナンスや組織運営はどのように行われているのでしょうか。お客様に長期にわたる持続可能なリターンを提供し、投資手法を強化するために、どのようにサステナビリティの観点を取り入れているのでしょうか。 こちらの動画にて、グローバル・サステナビリティ責任者であるJane Ambachtsheerが説明いたします。(*動画は英語になります。) 最新のグローバル・サステナビリティ戦略(2023-2025)は、当社のサステナビリティに関するアプローチを説明した多くの関連資料によって補完されています。サステナビリティに関する各資料はこちらからご覧いただけます。 <ご留意事項> 本映像はBNP Paribas Asset Management Franceが作成した情報提供用映像で、特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当社は翻訳や編集には正確性を期していますが、必ずしもその完全性を担保するものではありません。万一、英語と翻訳との間に齟齬がある場合には、英語の原文が優先することをご了承下さい。 本映像における統計等は、信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。本映像中の情報は作成時点のものであり、予告なく変更する場合があります。本映像中の過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。 本映像で使用している文言等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該文言等の開発元または公表元に帰属します。また、本映像で使用している商標等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該商標等の権利者に帰属します。 本映像で掲載されている銘柄は本映像でご紹介する運用戦略のご説明のための参考情報であり、当社が特定の有価証券等の取得勧誘を行うものではありません。 BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社は、記載された情報の正確性及び完全性について、明示的であるか黙示的であるかを問わず、なんらの表明又は保証を行うものではなく、また、一切の責任を負いません。なお、事前の承諾なく掲載した見解、予想、資料等を複製、転用等することはお断りいたします。 投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。 環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。

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グローバル・サステナビリティ戦略2023-2025

2019年に私たちは、グローバル・サステナビリティ戦略(GSS)の第一版を公表しました。これにより、当社が組織全体でサステナビリティ(持続可能性)を実現するための基盤が築かれました。それ以来、当時は想像もしなかったような多くの出来事が起こりましたが、基本的に、当社のアプローチは一貫しています。そしてこの度、2023年から2025年までの目標をより詳細に説明するため、GSSの更新版を公表しました。当レポートでは、当社の持続可能性に関する野心の全容を示しています。 今回のポッドキャスト「Presenting our new Global Sustainability Strategy 2023-2025」では、グローバル・サステナビリティ責任者であるJane Ambachtsheerが、インベストメント・インサイト・センターの共同責任者であるAndrew Craigと当社のグローバル・サステナビリティ戦略2023-2025について対談をしております。 “Talking heads”はBNPパリバ・アセットマネジメントが提供するポッドキャストにおける投資情報のプログラムです。今後も投資家の皆様にとって、重要なトピックに関する詳細なインサイトに加え、サステナビリティの観点から世界の市場分析を行い、投資プロフェッショナルとのより有意義な対話を展開します。 *当プログラムは英語のみとなります。英語スクリプトは、以下よりご覧いただけます。 当ポッドキャストはBNPパリバ・アセットマネジメントグループ(フランスや英国、その他の拠点を含む、以下当社グループ)が作成したもので、特定の金融商品の取得勧誘を目的としたものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示情報ではありません。当ポッドキャストにおける統計等は、信頼できると思われる外部情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。また、当ポッドキャストに含まれる内容は作成日時点のスピーカーの見解であり、予告なく変更される場合があります。個々のポートフォリオ運用チームは、異なる見解を持ち、顧客の特性によって異なる投資決定を行う場合があります。過去の実績に関する数値、図表、見解や予測などを含むいかなる内容も将来の運用成績を示唆または保証するものではありません。 当社は、言及された情報の正確性及び完全性について、明示的であるか黙示的であるかを問わず、なんらの表明又は保証を行うものではなく、また、一切の責任を負いません。なお、事前の承諾なく当ポッドキャストの見解、予想、資料等を複製、転用等することはお断りいたします。 当ポッドキャストで使用している文言等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該文言等の開発元または公表元に帰属します。また、当ポッドキャストで使用している商標等に係る著作権等の知的財産権、その他一切の権利は、当該商標等の権利者に帰属します。 当ポッドキャストで言及されている銘柄は当ポッドキャストでご紹介する運用戦略のご説明のための参考情報であり、当社が特定の有価証券等の取得勧誘を行うものではありません。 投資した資産の価値や分配金は変動する可能性があり、投資家は投資元本を回収できない可能性があります。新興国市場、または専門的なセクター、制限されたセクターへの投資は、入手可能な情報が少なく流動性が低いため、また市場の状況(社会的、政治的、経済的状況)の変化により敏感に反応しやすいため、より不安定性があり、大きな変動を受ける可能性があります。 環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に関するリスク:ESGと持続可能性を統合する際、EU基準で共通または統一された定義やラベルがないため、ESG目標を設定する際に資産運用会社によって異なるアプローチが取られる場合があります。これはESGと持続可能性の基準を統合した投資戦略を比較することが困難であることを意味しており、同じ名称が用いられていても異なる測定方法に基づいている場合があるということです。保有銘柄のESGや持続可能性に関する評価において、資産運用会社は、外部のESG調査会社から提供されたデータソースを活用する場合があります。ESG投資は発展途上の分野であるため、こうしたデータソースは不完全、不正確、または利用できない場合があります。投資プロセスにおいて責任ある企業行動指針を適用することで、特定の発行体やセクターが除外される場合があります。その結果、当該指針を適用しない類似の投資戦略のパフォーマンスよりも良くなったり、悪くなったりする場合があります。

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グローバル・サステナビリティ戦略-有意義なリターンを創出するための戦略に関する最新情報

当社のグローバル・サステナビリティ戦略(GSS)の最新版では、投資手法や業務運営において、お客様のためにどのようにサステナビリティの観点を適用するかという戦略的なアプローチについて記載しています。GSSでは、2019年に公表した前回から進展した分野に加えて、今後2年間の優先事項についても説明します。 BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)は、魅力的な投資リターンとともに、サステナビリティに関するポジティブな成果を社会にもたらすことも追求しています。持続可能な経済への移行を推進することは当社の主要な目的であるとともに、当社の戦略、企業文化、組織体制、商品、投資プロセスに加えて、お客様と投資先企業・投資対象市場との関係においても指針となっています。 最新のグローバル・サステナビリティ戦略(2023-2025)は、当社のサステナビリティに関するアプローチを説明した多くの関連資料によって補完されています。サステナビリティに関する各資料はこちら(グローバルサイトへリンク)からご覧いただけます。 大きな変化への適切な対応 当社は、今後数年間にわたって資産運用業界は大きな変化に直面すると予想しています。その理由は、地政学や規制環境、テクノロジーの移行、変化する人口動態を踏まえ、より持続可能で、包摂的で平等な経済に向けて資本を再配分する必要性が高まるためです。この差し迫った、相互に関連した移行を実現するには、長期投資家として持続的な成長のためにポートフォリオを再構築するだけでなく、必要な変革に向けた資金の提供源となることが必要です。 2019年に当社がGSSを初めて公表してから、新型コロナウイルスの感染拡大、人道的危機、地政学危機、エネルギー危機、気候災害などによって、経済は再構築を迫られてきました。サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)などの規制は、サステナビリティに関連した投資のあり方を規定してきました。こうした変革につながる様々なイベントを通じて、私たちの基本的なアプローチが適切であったことが明らかになってきています。 BNPP AMは、2021年に「生物多様性ロードマップ」を公表し、「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」の立ち上げをサポートしました。また、パリ協定に対するコミットメントを強化するため、「ネットゼロ・アセットマネージャー(NZAM)」に参加するとともに、投資、スチュワードシップ、業務運営をカバーする10のコミットメントで構成される「ネットゼロ・ロードマップ」を2022年に公表しています。 ESG統合—投資手法の強化 環境、社会、ガバナンス(ESG)の考慮を私たちが提供する商品に組み込むことは、サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の第8条・第9条に分類する上で、欠かせないプロセスとなっています(2023年6月現在、当社が運用する欧州籍のオープンエンド型ファンドの運用資産の90%は、SFDRで第8条・第9条に分類されています)。ESGに関連した企業の情報開示はさらに改善され、消費者や投資家、そして法整備への期待は高まるでしょう。そして、ESGの要因を評価することで、私たちはシステミック・リスクが企業に与える影響をより適切に理解できるようになるのです。 スチュワードシップと「有言実行」の重要性 当社では、スチュワードシップ(議決権行使、企業とのエンゲージメント、政策提唱)を活用し、企業や政府、マーケットに対してより良い成果を実現するための働きかけを行うべきだと考えています。 当社では、スチュワードシップにおける私たちのアプローチに加え、達成した成果を報告しています。他の投資家と協業は、多くのケースにおいて成功の可能性を高め、対話に関与する全ての当事者にとっての効率性を高めることが期待されます。 また、当社自身の業務運営や開示は、投資先企業に期待する基準と同様か、それ以上のものでなければならないと考えています。そのため、当社では、オフィスの利用方法、従業員や取締役の多様性の促進など、サステナビリティに関するトピックについてどのように従業員とエンゲージメントを行うか考慮し、当社の業務全体にサステナビリティを組み入れています。 6つの戦略的優先事項 当社では昨年1年間を通じて、お客様に長期にわたる持続可能なリターンを提供するため、以下6つの優先事項を設定しました。 ・科学主導の透明性の高い研究の実施:当社は、強固な科学的・学術的なモデルや枠組みを活用して、私たちの考えを伝えていきます。一例として、GRASFI(the Global Research…

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パリ協定に整合した投資: ネットゼロ経路を実現するフレームワーク

世界が気候変動という喫緊の課題に直面するなか、機関投資家は投融資先企業の温室効果ガス排出量(ファイナンスド・エミッション)をネットゼロ目標に整合させる方法の追求に一段と力を入れています。この目標を達成する単一のフレームワークは存在せず、現在提示されているフレームワークは、従来型の化石燃料の投資除外やカーボンフットプリントの削減等のフレームワークから売上高(または営業費用や設備投資)が環境移行に関連している比率の大きい企業への投資を優先するフレームワークまで多岐にわたります。投資家の多くはネットゼロ・ポートフォリオ達成に向けたアプローチの中で、企業との対話(エンゲージメント)や公共政策の支持・提唱を取り入れるなど、様々なフレームワークに真摯に取り組んでいます。 当レポートでは4つの投資フレームワークを検証します。つまり、BNPP AMのスクリーニング基準「NZ:AAA(ネットゼロを「達成中」「沿った」「沿っている」に分類)」、パリ協定整合ベンチマーク(PAB)規則、化石燃料の投資除外、クリーンエネルギーのテーマ型投資です。 PAB規則と化石燃料の投資除外は温室効果ガスを現在最も排出している企業を除外するため、ポートフォリオの炭素強度の低減に効果的であることが明らかになっています。また、PAB規則はポートフォリオの炭素強度の長期的低減に向けた軌道を定め、明確なネットゼロ経路につながります。しかし、この2つのフレームワークはバックワードルッキングな炭素強度の低減に基づいており、過去の排出データに依存しています。過去の排出データは開示されていない場合も多く、データベンダーのモデルで推計された値もあり、不確実性を伴います。そして、この2つのフレームワークはよりフォワードルッキングな側面(例えば、企業の信頼できる脱炭素化計画)を公式には取り入れておらず、企業が属する業界によってその起点が異なること(つまり、排出量ネットゼロを2050年までに達成するために必要な取り組み水準も異なること)も考慮していません。また、現時点における最大の排出企業や化石燃料関連企業への投資を完全に取り止めれば、ネットゼロへの進捗加速を目指していた企業とのエンゲージメントやスチュワードシップを求める投資家のインセンティブはなくなってしまいます。 一方で、ポートフォリオとネットゼロ目標の整合性(アラインメント)を分類する新たなフレームワークはフォワードルッキングなデータに基づいています。このフレームワークは足元の脱炭素化にはさほど重点を置かず、将来的に有望な企業の掘り出しをより重視します。すなわち、たとえ現時点では高排出企業でも気候変動に真剣に取り組んでいる企業、言い換えれば2050年までのネットゼロ達成にコミットしており、それを実現する戦略を持っている企業です。このフレームワークを打ち出したのは「気候変動に関する機関投資家グループ(IIGCC)」で、フレームワークの設計は国連提唱の「ネットゼロ・アセットオーナー・アライアンス(NZAOA)」や国連の「非国家主体の排出量ネットゼロ・コミットメントに関するハイレベル専門家グループ(HLEG)」の提言に即しています。PAB規則や化石燃料の投資除外とは異なり、このアラインメント・フレームワークでは高排出企業全てを除外はせず、現実世界の排出を減らすことを目的にエンゲージメントを促します。当レポートでは、アラインメント・フレームワークを実践する方法を解説するとともに、他のフレームワークとの比較も行います。

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